« 突然の電話 | トップページ | 聞くまでは訊かないという態度 »

2017年1月 5日 (木)

噂が流れる

 昨日は仕事始めから残業だった(ちょっと珍しいかな)。偶然だと思うが、帰り際、責任者の方と少し立ち話することになった。早速「例の件、派遣会社から連絡はいきましたか?」と聞かれた。

 私は3日の夕方に突然電話が来たことと、主な会話の内容を伝えた。責任者が懸念していたのは、派遣会社が、自分の抱える登録スタッフが他社の契約社員になることに難色を示すことだった。そういうネガティブな感じは受けなかった、と私の印象を伝えた後は、職場の話になった。

 責任者は、今いる既存の契約社員から、私が契約社員になる話があるのかどうか訊かれたという。この発端は、責任者と私が何やら話をしているのを、同僚の派遣社員が見たことにあるらしい。それはそうだろう。責任者に呼ばれて、普段行くことのない部屋に私が入っていったことが一回。勤務態度の真面目な私が三十分も不自然な離席をしたことが一回。周囲にいぶかしく思われても仕方がなかったと思う。

 「ちょっと見られちゃったかもしれませんね」と責任者は口にした(が、懲りた様子はなかった)。私はこの話は一切口外していないので、後ろめたいところはない。ただ、派遣会社の知るところにもなって、もうこの話が同僚の間で広まり始めたのだなと思った(誰も私に訊いてきたりしていないけれど)。

 私は責任者に、今の同僚と一緒の働いている間に契約社員になることに、ちょっと心の引っかかりがある旨を伝えた。すると、責任者曰く、「なかには羨ましいと思う人がいるかもしれませんね。でも(欲しかったのは)一人だけだったので」とあっさりした返事だった。白羽の矢が立ったのは自分だけだということを、ここで初めて知った。そして、これからどういう目で見られようが、自分ではどうしようもないと観念した。人は自分が見たいように見るからである。

(2017年1月5日記)

« 突然の電話 | トップページ | 聞くまでは訊かないという態度 »

人間関係」カテゴリの記事

職業観・勤労観」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573382/64721563

この記事へのトラックバック一覧です: 噂が流れる:

« 突然の電話 | トップページ | 聞くまでは訊かないという態度 »