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2016年12月11日 (日)

将棋トップ棋士VS最強将棋ソフトの対局が実現

 私のような、将棋を指さないが観るを楽しむ“観る将(みるしょう)”にとり、棋士同士の対局を鑑賞するのは王道の楽しみ方だが、実は棋士VS将棋ソフトの戦いも大きな関心事である。これまで両者の戦歴は、棋士の側の分が悪いが、「トップ棋士なら将棋ソフトに負けないのでは」と期待を抱いているファンは少なくないと思う。その曖昧なところの決着をつける対局が実現することになった。

 最強の将棋ソフトと対局(二番勝負)することになる『叡王戦』の決勝三番勝負が、佐藤天彦九段と千田翔太五段の間で行なわれ、佐藤天彦九段が連勝で優勝した。佐藤天彦九段といえば、今春羽生善治三冠を破って名人位に就いており、現在最強の棋士と言っていい方である。そんな御仁が来年、最強の将棋ソフト(『第4回将棋電王トーナメント』の優勝ソフト)と雌雄を決することになるのだ。

 将棋界を巡っては、<羽生善治三冠と最強の将棋ソフトはどちらが強いか>というのがここ数年、将棋ファン、羽生ファン、観る将の関心を集めてきたが、現在羽生三冠を上回る強さを見せている佐藤天彦名人が登場することで、実質的に決着がつけられることになったと言ってよいだろう。

 
羽生ファンである私と妻からすれば、平時の佐藤天彦名人は“憎き存在”なのだが、将棋ソフトが相手となれば別である。やはり私は、将棋に全てを捧げて生きてきた生身の人間に勝って欲しいのだ。佐藤天彦名人がソフトに勝利する歴史的瞬間に立ち会いたいと思っている。

(2016年12月11日記)

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