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2016年12月18日 (日)

将棋NHK杯で羽生三冠敗戦

 考えさせられる一局だった。今日放送の『NHK杯将棋トーナメント』で、ベスト8入りをかけた対局、羽生善治三冠VS佐藤和俊六段が行われたのだが、羽生三冠が佐藤六段の攻めを凌ぎきれず負けたのだ。

 
佐藤六段がタイトルを窺うような若い俊英であれば、この敗戦はまだ合点もいくが、三十八歳の中堅棋士ということを考えると、佐藤六段には失礼な物言いになって申し訳ないが「羽生三冠は大丈夫か?」と心配になってしまう。過去の対戦成績も羽生三冠から見て2勝0敗で、しかもこの日は羽生三冠が有利とされる先手で指していたのに負けてしまった。

 今年の春先から不調説が流れて名人位を失い、その後は他のタイトルを防衛して復調した感じがあったが、この日の敗戦で、私の中でまた不安が大きくなり始めた。好きな将棋の世界における贅沢な悩みなのかもしれないが、私は“弱い羽生善治”を観たくないのだ。

 妻も羽生さん敗戦の報に、一気に意気消沈した。夜寝る前になっても、「あぁ~」と何度もため息をつくのである。「あたし、今日は朝から一生懸命家事をしたのに……」と、対局とは無関係のことまでも口にして、心を痛めるのだ。この気持ちはよく分かる。NHK杯はトーナメント方式ゆえに、一度負けたらそのトーナメントが終わるまで、羽生さんの姿を観ることができない。楽しみ半減の冬が続くことになった。

(2016年12月18日記)

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