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2016年11月24日 (木)

使えない緊急連絡先

 一日限りといったごく短期の仕事では、大抵事前に“緊急連絡先”が知らされている。何かあった時のためのものだが、先日、電車の遅延により、仕事の集合時間に間に合わないことがあった。私は遅刻になるのを確信した時点で(集合時間の30分以上前)、この“緊急連絡先”に電話をした。出てきた人は、声の調子が面倒くさそうな感じに聞こえたが、こちらにとっては大事な連絡である。「電車遅延のため遅れる旨、仕事の現場の責任者に伝えておいて下さい」と言って電話を切った。

 ところがである。15分ほど遅れて現場に着いたが、貼り出されたスタッフの出欠表を見ると、私の欄には「遅刻」と書かれていて(それは仕方がなかった)、出欠確認をする担当者に、電車遅延及び電話を事前に入れておいたことを伝えたが、「?」という反応だった。私のことが現場に伝わっていないのか、それとも現場の責任者がこの担当者に伝え忘れたのか、いずれにしても後味が悪かった。

 似たようなシチュエーションを他の仕事でも見たことがある。やはり遅れて現場に来た人が「事前に連絡を入れたんですけど」と言っているのに、出欠確認する人が「聞いてません」風なそっけいない対応をしていたのだ。何が遅刻の理由か分からないが、これは少し気の毒だと思った。

 無断の遅刻と事前連絡ありの遅刻とでは、大違いである。そういうところも勤務態度の良し悪しとして記録されるのなら、雇う側もきちんとした漏れのない対応を取るべきだと思う。ただ、先の例で私はどうしたかというと、「事前に遅刻する連絡を入れましたよ!伝わっていないのなら、何が原因かはっきりさせて下さい」といったクレームはつけなかった。なぜかといえば、そういうクレーム自体が記録されるリスクを取りたくなかったからである。やれやれ。

(2016年11月24日記)

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