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2016年10月18日 (火)

将棋・三浦九段が不正疑惑を改めて否定

 今晩7時、テレビのチャンネルをNHKに合わせたところ、ニュースの見出しに将棋・三浦弘行九段の不正疑惑が載っていたので、何が起こったのかと思って見続けることにした。対局に将棋ソフトを利用した疑惑はもう何日か前からメディア報道されているため、何か新たな情報がないと、わざわざNHKがニュースに取り上げるはずがない。

 その新たな情報というのは、三浦九段がNHKの単独インタビューに応じ、カメラに向かって話した内容にあった。重要と思われたポイントは大きく二点。まずは、三浦九段が「疑惑を持たれたままでは指せない」として竜王戦を辞退する旨を将棋連盟に伝えた事実はない、とした点である。「竜王戦は将棋界の最高棋戦であり、それを自分から辞退することはありえない」という趣旨の説明を三浦九段は加えた。もしそうならば、三浦九段が辞退の意向を示したとする将棋連盟の見解とは食い違うことになる。

 二つ目は、三浦九段が自身の所有するパソコン4台とスマホのアプリ一覧を撮った画像を、無実を証明する証拠として将棋連盟に提出したことを明らかにした点である。そもそも「スマホに将棋ソフトは搭載していない」とも語っていたので、これはかなりの“強手”といっていいだろう。

 パソコンとスマホの精査により“白”が確定すれば、三浦九段にとって大変喜ばしいことである。が、一点目に挙げた見解の相違は、どう決着するにせよ、相当なしこりを残しそうな予感がする。というのも、もし三浦九段の言っていることが真実だとすれば、将棋連盟が三浦九段を竜王戦に出場させないストーリーを予め作って、意図的にその方向に誘導したと推測できるようになるからである。不正を行っていない無実の棋士が、竜王戦出場の権利を剥奪されたことになるわけで、傷つけられた名誉は回復しても、始まってしまった竜王戦はもう戻って来ない。

 三浦九段の主張を取り上げたNHKニュースを見て、今度は将棋連盟側が今後の“指し手”を考えなければいけない手番となった気がする。将棋ファンとしては、なるべく穏便にこの前代未聞の騒動を収めてほしいと願うばかりである。

(2016年10月18日記)

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