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2016年10月31日 (月)

母への手料理

 予定通り、昨日母は退院した。午前中に退院可能と聞いていたので、私は朝9時半には病院に着いていたのだが、それから最後の点滴と医師の診察を経て、荷物を持って母と会計に向かった。電車に乗って帰れないこともないが、母の身体を考えて、病院から家までタクシーを使うことにした。11時前に帰宅。一安心である。

 前の日から、この日の母の食事をどうするか思案していた。母はさすがに退院直後から台所に立つ気はしないだろう、と思ったからである。今回、急遽入院することになったことから、台所には色々な食材が置きっぱなしになっていた。私は大きなごぼうが2本あるのが気になった。母が一人でこれを使い切るのは大変だろうと思い、1本失敬することにした。そして、妻にメールでレシピを聞いて、前日の晩にある料理を作っておいた。きんぴらごぼうである(写真)。

Kinpiragobo

 もう一つ、冷蔵庫で古くなったカボチャ(1/4個)があるのを発見していた。中の種の部分が取り除かれていなかったから、痛みが早くなっていた。そこで我が家では定番になっているカボチャサラダを作った(写真)。これも同じ晩のうちに行なった仕込みである。

Kabotyasarada_2

 退院日の朝は、6時半に起床した。術後に母が、何回かに分けて食べられそうな料理ということで、病院に向かう前、1時間ほどかけてシチューを作った。家になかったお肉とニンジン以外は買ってきておいたので、後はルーの箱に書いてある手順通りに作るだけであった(写真は撮らず)。

 
以上が『母への手料理』の話である。「よくもまあ、作ったわね。手間がかかるのに」が、きんぴらごぼうを見た母の第一声であった。私はとりたてて母を喜ばそうとしたわけではないが、自分にできることをするというのが、高齢になった母への私なりの向き合い方である。

(2016年10月31日記)

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