« この娘にしてこの父あり | トップページ | 昨日 »

2016年8月18日 (木)

自分スタイル

 今月10日のブログ『自分品質』で私は次のように書いた。今日はその続編みたいな話である。

《先に断っておくが、自慢話では決してない。自分でこう書くのも変だが、私は他のスタッフと比べて、仕事が早い方である(正確さを犠牲にしてはいない)。ちょっとした軽作業も、パソコンを使った作業も周囲より早く終えてしまう。別に負けん気が強いからではない。結果としてそうなっている》

 昨日はたまたま、職場でシフトが組まれていたのが、私と女性(既婚)の二人だけだったので、面と向かって話をする時間があった。彼女とは、一年以上前に別の職場でも一緒になったことがあり、そこそこ話ができる間柄である。

 そんな彼女に、「柏本さんはどの仕事が好きですか?」と質問された。今の仕事は細かく分ければ、10くらいはある。手先の器用さを求められるものもあれば、パソコンの扱いを問われるものも、持久力(体力)が肝になるものもある。それらの中で、何が好きかと聞かれたのだ。

 普段、感情を露わにせずに黙々と仕事をする私にも、仕事の好悪は存在する。理由にも触れながら、好きなものを幾つか挙げたが、私の答えを聞いた後、彼女はこう総括した。

「柏本さんは、そつがないですよね」

 なるほど、人からはこう見られているのか、と思った。具体的な感想が耳に入って来たことは初めてと言っていいかもしれない。『自分品質』にはこだわる私は、人の目には満遍なくどんな仕事でも相応の成果を上げるタイプと映るのだろう。だから、昨日のようにたった二人のシフトの時も、仕事が入っているような気がした。

 《そつがない》という表現は当たっていると思う反面、欠落している部分があることも私は自覚している。組織の階段を上がっていこうとする上昇志向や、上司といい関係を築こうとする気配り、先々の展開を考えた根回しをする力、などである。これらの能力は欠けており、それを何とかしようという前向きな気持ちも定着しなかった。それで、これらの能力を必ずしも必要としない、リスクを負って投資をしつつ短期の仕事で補うという、今の稼ぎ方に落ち着いている。こちらの方は『自分品質』ではなく、『自分スタイル』と言っていいものである。

(2016年8月18日記)

« この娘にしてこの父あり | トップページ | 昨日 »

価値観・性格」カテゴリの記事

家計・貯蓄・資産運用」カテゴリの記事

生き方・人生論」カテゴリの記事

職業観・勤労観」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573382/64076319

この記事へのトラックバック一覧です: 自分スタイル:

« この娘にしてこの父あり | トップページ | 昨日 »