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2016年8月26日 (金)

昼休みの話題

 24日のことである。食後の昼休み、いつものように職場の休憩室で机に突っ伏して寝ていると、周囲の騒がしい声が聞こえてきた。女性陣の食後のおしゃべりであるが、普段より声が大きい。この日の話題は、前日に強姦致傷罪で逮捕されニュースになった俳優・高畑裕太(22)容疑者である。

 その日帰宅して、妻の話を聞き少々驚いた。妻の職場でも昼休みに、全く同じ高畑裕太容疑者の話になったという。それほどまでに、女性の関心を引いた事件であった。

 私が聞いた事件評と妻の職場の事件評を纏めると、女性の感想は大きく3点あった。1点目は、「馬鹿ね」である。これには、母親の視点に立った「馬鹿な息子!」という思いが含まれている。若いとはいえ、一線を越えた犯罪に及んだことで、芸能界での仕事を失い、一生を棒に振ってしまった。

 2点目は「お母さんが可哀そう」である。改めて書くまでもないが、高畑容疑者の母親は女優・高畑淳子さん。成人した息子が起こした事件ながら、事件に無関係の高畑淳子さんもこれから様々な社会的制裁を受けることになるだろう。この「可哀そう」には、同世代からの同情が感じられた。

 最後の3点目は、被害に遭ったホテルの女性従業員が40代であったことへの驚きである。妻の職場のおしゃべりでは、20代の若い同僚女性が、「被害者は40代なんですよぉー!」と、この世代を下に見る発言をしたらしい。妻はあえて反論しなかったが、内心こう呟いたという。

「あたし、40代なんですけど……」

 今日もやはり、トリを務めたのは妻である。

(2016年8月26日記)

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