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2016年7月27日 (水)

イージーミス

 『将棋フォーカス』(NHK)という将棋番組で、プロ棋士を目指したが、夢が叶わなかった元奨励会員の今を特集したものを観た。日本将棋連盟の規定では、原則として《満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる》という厳しい年齢制限がある。これにより、人生の進路変更を迫られた人たちのその後である。

 なかには、14年間も奨励会に在籍した人がいた。これだけ長い間、将棋漬けの生活を送っていながら、棋士という職業に就けなかったというのは、とても辛かっただろうにと胸が痛くなる。その方は、驚いたことに、今もアマ大会に出場しているという。その様子を見て、私はついこう漏らしてしまった。

「14年かあ。俺なら将棋が嫌になって手を洗うなあ」

 私のイージーミスを、近くにいた妻は見逃さなかった。

「それ、“足を洗う”でしょ。

 顔を洗って出直してこいっ!(笑)」

 言葉にはうるさく、時に妻の言葉遣いをたしなめる(?)私だが、この日は完璧に打ち負かされてしまった。妻には「この話、ブログに書いていいよ(笑)」とまで言われたので、恥ずかしながら書いて忘れることにした次第である(今日も柔らかいお話でした)。

(2016年7月27日記)

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