« 近づく妻の同窓会 | トップページ | 将棋も英才教育の時代!? »

2016年5月13日 (金)

仕事のやりがい

 今春デビューした新社会人は、どのような思いで仕事をしているのだろうか。ゴールデンウィークで心身共に一息ついて、今はまた日常に戻り緊張しながら突っ走っていることと思う。連休中に、思い描いていた職業観と現実の仕事とのギャップなどについて、ふと考えた人もいるかもしれない。時間に余裕ができれば、不思議と思考が頭の空白を埋めにやってくるものである。「自分がやりたい仕事とは違ったなあ」などと……。

 これは仕事のやりがい論に通じるけれども、私はやりがいがなくとも仕事は成り立ち得ると考えている(やりがいがあるに越したことはないが)。漫画家の蛭子能収さんが、こんなことを仰っている。

《テレビの仕事はもうかるけど「やりがい」はありませんね》
(『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(2015年発行、蛭子能収著、光文社))

 稼ぎがついてくれば、やりがいについては割り切ることは可能、という一つの例である。そういえばこの間、私が登録している派遣会社から仕事の打診があったので、エントリーした。その仕事、やりがいゼロとは言わないが、大きいものではないと自分では思っている。でも、そこにこだわること自体がくだらなく感じられるので、基本的に実入りと拘束時間だけで私は判断するつもりである。

 収入、社会的評価、人脈、スキル、やりがいなど諸々すべてが手に入る仕事があればベストだが、現実はそう甘くはない。やりがいは求めていいものだが、あまり理想を追求しすぎると、仕事を選り好みするようになり、現実の生活に支障が出る可能性もあると思う。つまるところ、働き方については色々な考え方があっていい。しっかりした稼ぎがありさえすれば、それで十分である。


(2016年5月13日記)

« 近づく妻の同窓会 | トップページ | 将棋も英才教育の時代!? »

職業観・勤労観」カテゴリの記事

若者・就職」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573382/63606141

この記事へのトラックバック一覧です: 仕事のやりがい:

« 近づく妻の同窓会 | トップページ | 将棋も英才教育の時代!? »