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2016年3月27日 (日)

人間性の4層構造

 昨日の話に関連することだが、常々思っていることがある。それは、人間性は4層から出来ているのではないか、ということである。私は心理学等の専門家ではないから、自分の経験や思考をベースにそう思うようになっただけだが、4層構造の背景や成り立ちはともかく、内容については比較的共感を頂けるのではないかと思う。

 まず第1層は、当人が外に向かって意識して見せている人間性である。例えば、特段欲しくもないものを人からプレゼントされた時に、「有り難う。とても嬉しい」と言ったりした時に見せる、表の人間性がこれに当たる。

 第2層は、普段はいちいち外に見せたりはしない人間性である。例えば、私がこのブログで綴っている価値観や考え方が該当する。ブログの中には、私の友人・知人が「彼がこういう人間だとは知らなかった」と感じる部分があると思う。そういう自己開示をしなくとも人付き合いはできるから、この第2層は当人が望んだり、必要に迫られたりしなければ、あえて見せなくてもよい部分である。

 続く第3層は、外に向けて見せるとまずい部分である。人に知られるといけない本音や本心、一般社会とは相容れがたい過激な思想・イデオロギーと言えば、分かりやすいだろう。これらは不平や不満、怒りといった感情と結びついていることも多いので、表出すると周りを傷つけ、またそれが自分に跳ね返ってくる可能性があり、見せないに越したことはない。

 最後の第4層は、当人も意識、自覚していない人間性である。かのフロイトが論じた“夢”や“無意識”に近い世界かもしれないが、心の奥底に深く眠っているもので、私の中では邪悪なもの、残酷なものといったイメージである。これが頻繁に表に出てくるようだと、まっとうな社会生活を送れなくなるかもしれない。

 今日は冒頭で、《昨日の話に関連すること》と書いたが、結婚についてもこの4層構造の視点で説明することができると思う。結婚は基本的には、主に第1層の人間性を男女が見せ合い確認して成立するのではないだろうか。第2層以降をお互いに知るようになると、価値観や考え方の相違が浮き彫りになり、それが違和感や気に入らないといった感情を呼び起こすようになる。

 従って、結婚することを優先したいのであれば、開示する人間性は第1層のレベルに留めておくのが無難に思える。また、結婚後は一緒に生活する中で否応なく第2層、第3層が見えてくるので、それにより夫婦仲がまずくなることもありうる、と予め覚悟しておくのが賢明であろう。

(2016年3月27日記)

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