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2016年2月14日 (日)

浮気の代償

 11日の『私の悪趣味』の続きだが、翌12日、宮崎謙介衆院議員の記者会見をテレビで見た。当然の結果なのだが、さすがに早い。議員辞職する旨の表明が早々にあった。本人は土下座してでも留まりたかっただろうが、こんな議員を抱えていては、国会運営は停滞し、国政選挙も戦えないと自民党は判断したに違いない。政治の世界でめぼしい実績のない一議員が抵抗する術はなかった。

 記者会見で、おやっと思うシーンがあった。それは質疑応答で「(結婚してから)今回の件以外に、女性と不適切な関係を持ったことはあるか」と聞かれた時のこと。“余罪”を追及された宮崎議員は苦渋の表情を浮かべ、しどろもどりになりながら、声を絞り出して認めたのであった。これを見て私は、「さらに大変なことになったな」と思った。

 想像なのだが、宮崎議員はかの女性タレントとの逢瀬については洗いざらい妻に話して謝ったが、“余罪”については、何も話さずに記者会見に臨んだのではないだろうか。わざわざ「寝た子を起こす」必要はないからである。今回の騒動も、女性タレントとの関係が問題になったのであって、他の浮気は問われていたわけではなかった。その意味で、先の質問は宮崎議員にとって想定外であった可能性が高い。そうであれば、奥さんははらわたが煮えくり返る思いをしたに違いない。「あの件だけなら許そうと思っていたのに、どこまで恥をかかせるのか」ということである。

 議員辞職した後、宮崎議員は“ただの人”となる。時間がたっぷりでき、議員時代に社会に向かって推奨していたイクメンに率先垂範でなれる(しかも朝から晩まで)というのは、何という皮肉であろうか。宮崎さんが子どもをあやしたり一緒に遊ぶ写真を撮ろうと、マスコミが今後も姿を追う展開まで頭に描けてしまうのである。

 今回の浮気・密会問題で宮崎議員は、「政治家としての夢」「社会的地位」「名誉」「仕事」「収入」「人間関係」を一気に失うことになった。残るは妻と子どもの「家族」だが、こちらももし妻に愛想を尽かされて離婚となれば、「家族」も失い、イクメンもありえなくなってしまう。そこで先に触れた、他にもあった女性関係が影響する可能性があるように私には思える。

 
以上である。本件、辛辣ながら、浮気の代償の大きさを考察する上で、最新にしての最良の教材であった。

(2016年2月14日記)

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