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2016年1月30日 (土)

コーヒーメーカーの世代交代

 とうとう買い替えた。といっても車の買い替えではなくコーヒーメーカーのこと。引退するのは、拙著『男の本格節約術』の中で《1991年に上野のディスカウント店で3980円で買ったSANYO製で、もう20年以上使っています》と書いたコーヒーメーカーである。現時点で実に24年ほど使い続けた計算になる。買い替えることにしたのは、注ぎ口にあたるプラスチック部分が劣化し脆くなり、欠け始めたためである。

 
新たに購入したのは、大手家電量販店にて4700円で販売されていた象印製(ポイントを差し引くと実質4230円)。コーヒー好きとはいえ、私は “違いがわかる男”ではないだが、新しいコーヒーメーカーで初めて淹れたコーヒーは、いつもより美味しく感じられた。複雑な機能は付いていない機種だから、これから20年以上動き続けるかもしれない。私の後半生の良き伴走者になってくれればと思う。

 このように私の気持ちは切り替えが早かったのだが、翌日妻が、「古いコーヒーメーカーが見当たらない」、と騒ぎはじめた。私が、燃えないゴミとして早く捨てようと、すでに玄関に移動させていたのだった。それを知った妻が、捨てる前にやることがあると注文をつけてきた。

「苦楽を共にした男の一品でしょ。思い出の品として写真撮っとかなきゃ」

 
これは、我が家でしばしばお笑いのボケ役を務める妻の、普段とは違った一面である。とても優しく、感傷的になることがあるのだ(人間以外に対しても!)。これは、私には到底真似できないところである。それにしてもその写真、いつか見返すことがあるのだろうか……。


(2016年1月30日記)

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