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2015年12月19日 (土)

風邪の治療観(上)

 今回風邪になって強烈に感じたことがあった。それが今日のお題『風邪の治療観』である。私は病院嫌いというほどではないが、薬は飲みたくない性分である。副作用の無い薬は無いと言われることから、できれば飲まずにすませたい。風邪くらいであれば、栄養のあるものを多めに食べ、安静にして、後は身体の自然治癒力だけで治したいというのが私の基本的な考え方である。

 この点、妻は違う。すぐに薬局に行って風邪薬や喉あめを買う。病院で診察してもらうことも躊躇わない。その代わりというか、薬の力を信じているから、布団に入って安静にすることにこだわりはないようだ。寝て治すという考え方がどうもない。このように私たち二人の治療観は根本的に違うのである。

 書き忘れたが、今回私が薬に頼りたくない理由はもう一つあった。お金を稼ぎに行った職場で風邪をうつされ、その治療代・薬代を払って実質的に稼ぎを減らすのは、実に馬鹿馬鹿しいと感じられたためである(これは結構共感してもらえるのではないだろうか)。

 話を戻そう。ある晩、体調が悪いからせめてお風呂で身体を休めたいと思い、私は湯船にいつもより長く浸かった。するとその影響だろうか、夜中に目が覚めて三十分ほど激しく咳き込むことになった。呼吸が苦しく、静かに息ができないのである。私は、風邪が悪化しまずいことになったなと思った。

 朝、私の苦しんだ様子を知っていた妻は、「やっぱり病院行きな」と言った。それは、もはや嫌だとは言い返せないような口調であった。妻の怒りをかってまで、自力で身体を順調に快方へ向かわせる自信はない。「分かった、行くよ」と渋々答えると、妻は最寄り駅に行く途中にある個人病院(内科)を教えてくれた。人が結構入っているみたいだから、いい病院ではないかと言う。具体的に病院まで指定されれば、あとは早い。仕事の予定を入れなかった日に行く腹を決めた。

 病院行きを決めたからといって、妻は私を甘やかしたりはしなかった。妻は近所のディスカウントストアの朝市に行き、豚ももブロックを特売で買ってきていた。それを妻は、私が病院に行くつもりにしていた日の晩ご飯で使ってほしいという(←妻は仕事で夕食を作れないという事情があった)。豚肉といっても、400グラムもある肉の塊である。メニューがパッと浮かばない(脂身が殆どないから、カレーやシチュー用という感じではない)。私は身体も重いのに、重たい宿題を抱えることになった。

 しかし、ここから私はなかなかの“妙手”を捻り出し、ご飯を食べた妻から高評価を得ることに成功したのである。ここで問題です。私は豚ももブロックを使って何を作ったでしょうか?

(2015年12月19日記)

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