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2015年11月16日 (月)

初の料理を作ってみたものの

 今日は私が晩ご飯を用意する日だった。夜遅い時間に帰宅する妻に、何を作る予定か事前に言わないのが私の流儀。これは、“おまかせメニュー”の方が、妻が楽しみにすることができると思うからだ。

 以前から、これにしようと決めていたのは餃子であった。暫く口にしていなかったので、自分で作ってガッツリ食べようという狙いである。夕食のメインは餃子に決まったが、もう一品何かほしい。それが決まらないまま、夕方仕事帰りにスーパーに寄ったのだが、そこであっさり決まった。鮮魚売り場でブリが半額になっていたので飛びついた。家にある大根と合わせてブリ大根を作れるではないか。

 妻が帰るまで約一時間。(中年)男子が厨房に立っての真剣勝負である。ブリ大根は初めてではなかったので、特に問題はなかった。ブリにさっとお湯をかけて血と臭みを落とし、圧力なべに醤油、お酒、砂糖、しょうが、ブリ、切った大根を投入。後は、火加減の調整とアク取りをするばかりである。

 問題は餃子の方であった。初めて作るため、レシピを横目に見ながらやるしかない。大きめのボールの中に、豚ひき肉、みじん切りにした長ネギとニラ、醤油、お酒、しょうが、片栗粉を入れ、素手で餡をこねていく。餃子の皮に包むのは苦手ではなく比較的スムーズに進んだが、20個(二人分)近く包んだところで、玄関のベルが鳴った。妻の帰宅には間に合わず、時間切れである。

 仕方がないので、フライパンに油を入れて餃子を焼くという最後の大切な工程は妻の協力を仰いだ。家のなかに入った妻が、私が餃子の皮を包んでいるのを見て驚いた表情をしたので、「ほおー」とでも思ったのだろう。手伝ってくれたのは、決して嫌々ではなかったと思う。

 いよいよ食事の時間となる。組み合わせはベストとは言えないが、ブリ大根と餃子というのは、自分で言うのもなんだが、しっかりした夕食メニューであろう。手を抜いていないことだけは確かである。しかし、食べ始めてすぐに、私はちょっと餃子に違和感を抱いた。妻が作る餃子や外で食べるお店の餃子とはどこか違うのである。何か物足りない気がして、「美味しいよね」と妻に自画自賛はできなかった。

 妻に正直に自分の感想を伝えると、妻は少し考えた後で、「にんにくが入ってないんじゃない?」と返してきた。私が見たレシピにはにんにくがなかったので、深く考えず入れずに作ったのだ。餃子といえば、食べた翌日の口臭が気になることが多いが、原因はにんにくである。そのにんにくを使っていないと、今度は物足りない感じがするというのは、この歳にして新発見であった。

 私は今回の餃子作りで、懲りたわけではない。次に作る時は、餡の中にチーズを入れるとか、何か趣向を凝らしてみたいと考えている。もちろんその時も、妻へ事前にレシピ情報の公開はしない。また別の失敗をするかもしれないが、積極的にサプライズを仕掛け続けたいと思う。

(2015年11月16日記)

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