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2015年6月14日 (日)

個人情報が漏れた瞬間

 個人情報、といっても私の情報についてである。某職場で、顔と名前が一致し始めた人たち数人で仕事をしていた時のこと。全員が派遣スタッフで、男性は私のみであった。たまたま責任者の正社員が席を外したことから、次第にゆるい雰囲気になっていった。何の話題だったか、私はそのうちの一人の女性と話し出したのだが、暫くすると、少し年配の女性が突然こう言って割り込んできた。

「あなたたち、仲良さそうねー。柏本さんは独身?」

 ずうずうしい、あつかましい“おばちゃん”は、かの大阪にだけ棲息しているのではなかった。私はその人に答える義務も義理もなかったのだが、虚を突かれ、勢いに押されて思わず真面目に答えてしまった。

「結婚してます」

 すると、すかさず二の矢が飛んできた。

「ご家族は?」

 これだから、いわゆる“おばちゃん”は嫌いなのだ。「あなたには関係ない。そんなことどうでもいいだろう」と思ったのだが、根が正直で、女性ばかりの場の雰囲気に飲まれていた私は、また迂闊にも答えてしまった(そして全員に聞かれてしまった)。

 情報は一旦外へ漏れてしまうと、回収不能となり後は広まるばかりである。この日痛感したのは、“おばちゃん”に聞かれた時に上手くはぐらかす技術が私にはない、という事実である。今後のこともある。再発防止に向けて、ユーモアやウイットに富んだ想定問答を考えないとまずい、と思い始めている。

(2015年6月14日記)

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