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2015年5月21日 (木)

大宮駅恐るべし

 今日は自虐ネタを一つ。スマホを持っていない私は、電車に乗って外出する時、事前に行き先までの経路を紙のメモに控えるようにしている。そうしないと、自信を持って目的地に向かうことができないためである。スマホがなかった時代には、これが当たり前のやり方だったと思うのだが、私にしてみれば、それを今も続けているにすぎない。

 先日、家から川口駅に行く予定があったのだが、このやり方でミスを犯してしまった。途中、乗り換えをする大宮駅での発車番線をメモしていかなかったのである。大宮駅を出発する時刻は書いていたが、乗り換え時間に余裕がなく、しかも駅構内の電光掲示板を探してもどのホームか確信が持てなかったので、慌てて家にいる妻に携帯電話(ガラケー)で問い合わせた。すると、妻は「またかー」といった感じで即答してくれたのだった。

「川口駅へは京浜東北線で、一番線のはずだよ」

 
この日、妻のお蔭で私は助かったのだが、妻の頭にはこうした路線情報が相当量入っているらしい。私は(男なのに)地図が苦手な上、鉄道や電車といったものに全く興味がないため、きっちりと駅名、発車時刻、番線を事前に押さえていないと、情けないことにスムーズに移動できないのであった。帰宅後妻からは、「ここ(埼玉)に引っ越してきてから何年か経つよー」といじれられたが、返す言葉がなかった。

 一方、少々酌量してほしい事情もある。大宮駅というのは新幹線も通る一大ターミナル駅で、何と1番線から22番線まであるのである(迷っても無理はないでしょう?)。乗降客も非常に多く、以下のように東京都内の主要駅に次ぐポジションなのである。

【JR東日本管轄駅の一日当たり乗車人員数・上位10駅(2013年度)】


(1)新宿、(2)池袋、(3)東京、(4)横浜、(5)渋谷、(6)品川、(7)新橋、(8)大宮、(9)秋葉原、(10)北千住
JR東日本のホームページより作成)

 付言すると、『埼玉化する日本』(2014年発行、中沢明子著、イースト・プレス)という本によれば、《(商業施設・ルミネを運営する)株式会社ルミネのスタートは大宮》であり、大宮は《二00五年にエキュートの第一号のオープン場所に選ばれた》ところでもある。それだけ大宮駅は、人の行き来が多いことを物語っていると言えよう。

 言い訳から、最後は何だか大宮自慢になった感があるが、そんなに誇らしい気持ちというわけではない。私は、乗り降りをして親しみを持っているというよりも、普段から「大宮駅恐るべし」と畏怖に近いものを感じている。先に述べたようなミスをすることもあり、この駅では、乗り換えをする度に心がざわつくのである。

(2015年5月21日記)

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