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2015年5月16日 (土)

不思議な記憶力

 先週のこと。実家の母親に『母の日』のプレゼントを送ろうと、妻と一緒に和菓子を買いに行った。お店で和菓子の詰め合わせを選び、宅配便の伝票に氏名、住所等を記入して代金を支払った。『母の日』の10日に届くというので、手続きはこれで完了である。

 ところが、家に帰ってきてから、妻が「これは何?」と伝票の控えを手に持って聞いてきた。見ると、私が記入した差出人の電話番号、つまり私の電話番号が現在使っているものではないのである。妻はそれを指摘してきたのだが、それでも「この電話番号、なんだか見覚えがある気がする」という。私も音読してみたが、なぜか頭からスラスラと出てくる番号なのである。

 暫くして、妻がこの謎を解明してくれた。昔の年賀状の資料に、その番号が書いてあるのが見つかったのである。それは、14年前まで千葉県に住んでいた時の電話番号だった。その後何度も引っ越しをしたので、完全に“用済み”の番号である。そんな番号を覚えていたとは驚きであった。

 私は「こんなのを覚えていたって凄くない?」と妻に記憶力を自慢したが、妻には「ボケてきたんじゃないの?」と反撃された。宅配便の差出人の電話番号だから、間違っていても実害は全くなかったが、妻にそう言われると、気にならないというわけにはいかなくなった。「若年性痴呆症の予兆ではあるまいなぁ」と少々心配になった。そして、将来もしこの病気に罹ったら、この一件を初期の自覚症状と位置付けることにしよう、と考えた。今日この自虐ネタを披露したのは、ウケ狙いではなく、極めて真面目な備忘録としてである。

(2015年5月16日記)

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