« 牛乳の比重 | トップページ | 改めて感じた米国の凄さ »

2015年4月20日 (月)

料理はレシピに忠実に

 今日もしつこく料理の話。先日、みかんの産地が近い親戚から、段ボールでみかんが送られてきた。早々にお礼状を書いて投函したが、問題はどう食べ切るかである。わが家ではほぼ毎日スムージーを作って飲んでいるので、みかんの“援軍”は大変有り難かったのだが、どうも食べ切れる量ではない。

 考えた末に、自家製マーマレードを作ることにした。皮が綺麗なみかんを5つほど選び出して、外皮を包丁でせん切りにし、果肉を取り出し、両方に砂糖を加えて鍋で煮るのである。レシピでは、《煮立ってから30分ほど弱火で煮詰める》となっていた。

 実際に30分経過した時に鍋の中を見ると、なんだか水分が多く残っている気がした。そこで、あと5分ほど余計に煮詰めることにした。5分というのは直感である。一応きちんとできあがり、その温かいマーマレードをガラス容器に移し替えて、冷蔵庫にしまった。一晩経てば、食べられるはずである。

 翌朝、早速トーストを焼いて試食してみた。すると、水分が少なすぎてスプーンで上手く伸ばすことができない。まるで、ご飯の上に乗せた佃煮のように、大きな塊になってしまった。味こそ問題なく美味しかったが、市販のマーマレードのような滑らかさは欠けてしまった。

 数日後、めげない厨房男子は別の料理に取り組んだ。棒棒鶏(バンバンジー)である。妻はトマトとキュウリが苦手なのだが、棒棒鶏ならば食べることができる(本人談)。この日は、私が進んで作って、口に合わない野菜を食べてもらおうと立候補したのであった。

 レシピには、《お酒をふった鶏胸肉を600Wのレンジで8分加熱する》とあった。「これは簡単だ」と思い、8分後にお肉を取り出してみると、どうも中まで火が通っているか自信が持てない。そこで、2分延長することにした。2分というのは直感である。ところが加熱の途中で、レンジ内で「バン、バン!」という音がし始めた。慌ててレンジの扉を開くと、熱で鶏肉の一部が破裂して肉片が飛び散っており、残った肉の塊は乾燥によりパサパサになっていた。

 幸いなことに、棒棒鶏のタレ作りは上手くいったので、妻には苦し紛れに言い訳を並べて、半ば強制的に「美味しい」のひと言を言ってもらったのだが、私の方の“後味”は決してよくなかった。料理としては、失敗を認めざるをえなかったためである。

 この数日からの教訓は、レシピの考え方がよく分からずとも、「料理はレシピ通りに忠実に作るべし」である。最近少し増長気味であった厨房男子は、この後、テレビ番組『噂の東京マガジン』(TBS)の『やって!Try』という料理コーナーを観たが、いつものようには笑えなかった。

(2015年4月20日記)

« 牛乳の比重 | トップページ | 改めて感じた米国の凄さ »

」カテゴリの記事

生活全般」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573382/61468178

この記事へのトラックバック一覧です: 料理はレシピに忠実に:

« 牛乳の比重 | トップページ | 改めて感じた米国の凄さ »