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2015年1月25日 (日)

侮れないオフラインの威力

 一昨日、女性特有の話好きについて少し触れたが、実はこれは凄いことだと感じ始めている。というのも、例えば短期の仕事に携わっている女性は、同性とおしゃべりを重ねる中で、仕事に関する実に有益な情報交換を行なっているからである。

 短期の仕事では大抵の場合、その職場で守秘義務の遵守や個人情報の漏洩禁止に係る誓約書を提出することを求められる。従って、業務の内容や就業先に関する情報をブログやツイッター等に書き込むことは不可となる。これにより、“オンラインでの情報交換・共有”は認められないわけだが、
face to faceでの会話による情報交換は、オフラインゆえに内容を捕捉される心配がないという特徴がある。これを活かして多くの女性は、「どういう仕事が効率よく稼げるか」「どの派遣会社は登録スタッフの扱いが雑か」「交通費の支給はあるのか」「派遣先の正社員はどういうタイプの人が多いか」といった様々な情報を上手く交換し合っている(と私には感じられる)。

 その点男性は、自分を含めて総じて不器用である。そもそも積極的に情報交換しようという意識が極めて希薄なため、大勢の人がいる職場でも休憩時間などは一人ポツンとしていることがままある(私などは典型)。なので、オフラインにおいても情報の横展開が起きにくいのである。

 かく言う私だが、わずかに一度だけ仕事の合間に情報交換に“成功”したことがある。たまたまある場所でご一緒することになった男性が、「僕が登録して活用している派遣会社はここだよ」と紙に書いて見せてくれたのである。私は自宅に帰ってそれらの派遣会社を調べた上で、興味を持った先に後日登録した。これにより私は、自分の都合や体調、さらには気分に合わせて、経験やスキルを活かせる仕事を取捨選択できるようになった。仕事の幅及び就業先の選択肢が広がったのである。これは、柄にもなく先の男性と色々と話し込んだお蔭なのであった。

 以上のように、face to faceの会話というオフラインでの情報交換は、インターネットを必須インフラとするオンライン全盛の時代に、意外にもしぶとく威力を発揮するものだと私は考えるようになった。勿論、私たちの会話の中には単なる世間話や噂話のようなたわいないものもあるが、現在はオフラインを軽視すると“情報弱者”になりかねない、という認識を持つに至っている。女性の方々ともっと仲良くする努力をしなければ……。

(2015年1月25日記)

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