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2014年11月12日 (水)

コーヒーを心配する話

 スーパーに行って分かってきたことだが、ここ一カ月ほどの間に、葉物野菜の値段が随分落ち着いた。一時は、「これはお肉並みじゃないか」と思うほどの高騰ぶりだったので、嬉しい限りである。

 しかし、新たな値上げ対象が出てきて、心配の種になりつつある。しかも今度は、一過性のものには終わらないかもしれない。その代表格がコーヒー(豆)である。全く数字を押さえていないのだが、コーヒー豆の収穫量が増えないなか、コーヒーを飲む人口は世界的に右肩上がりで増えており、需要は増加の一途と言われている。さらに、近時の円安傾向が加わり、価格の先高観が強まっているようである。

 今はまだ、メーカーや流通に在庫が残っているせいか、コーヒー(豆)の店頭小売価格が際立って上昇している感じは受けていない。しかし、私がかなり気にし始めたのには理由がある。というのも、価格上昇により、家で殆ど食しなくなったものがあるからだ。

 それは鰻。説明するまでもないが、稚魚の数が激減したことで、何年か前から国産の鰻が非常に高くなった。スーパーには中国産の鰻も数多く並んでおり、国産比で何割も安く買えることは買えるが、添加物や衛生面が気になり手が伸びない。以前メディアで取り上げられたが、中国国内の米国系食品メーカーを現場とする杜撰極まりない食品加工の映像は、私の中国製造食品の購買意欲を低下させている。そうしたことから、鰻は国産で、かつ家で食べることはせず、ちょっと奮発して外食する時に考えるメニューになった(何となく、妻との阿吽の呼吸でそう決まった)。

 しかし、コーヒーはそうはいかない。私にはほぼ毎日、レギュラーコーヒーを飲む習慣があるのである。値段が高騰したからインスタントコーヒーで我慢するというのは、何としても避けたいと思う。リラックスしてコーヒーを淹れて飲むのは、日々のささやかな楽しみとして欠かすことができない。私と同世代の方なら聞き覚えがあろう、「クリープを入れないコーヒーなんて」というCMのコピーがあったが、今の私の心境はこうである。「コーヒーのない生活なんて」。

(11月12日)

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