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2014年10月24日 (金)

料理から学んだこと

 このところ、料理に真剣に取り組んでいる。作った料理は、ビーフシチュー、オムライス、オニオングラタンスープ、豚肉スペアリブ、ココナッツカレー、アボカド入りハンバーグ、鮭チャーハン、じゃがいものポタージュ、フレンチトースト等々。失敗作もあったが、男の料理としてはまずまずのラインナップだろう(と自画自賛してみた)。

 料理の経験を積み重ねる中で、気づいた点、思った点が三つある。一つは、料理はとても大変だということである。1品作るだけならさほど難しいとは思わないが、おかず3品をほぼ同じタイミングで仕上げて食卓に並べるには、かなりの下準備と手際の良さが求められる。料理をしていると、歳をとってもボケないと言われることがあるが、これはよく分かる気がする。食材、調味料、調理方法等がいずれも異なる3品を同時並行で調理し、数分の誤差で完成させるには、とにかく頭を使うのである。家で日々料理に向き合っている主婦は、本当に凄いと思う。

 二点目は、これは新鮮な発見だったが、人間は基本的な食材があれば生きていける、ということである。お米に肉や魚、野菜類が基本的な食材として手元にあって、調味料が一揃いあれば、多種多様な食事を作ることができる。調味料を取り上げると、塩、砂糖、醤油、みりん、酢、味噌、胡椒、からし、わさび、ソース、マヨネーズ、ケチャップくらいあれば、色々な味付けが可能となる。最近は、スーパーで買い物をしていても、「(商品棚に数限りなく並んでいる)加工食品は、私にはあまり要らないなあ」と感じ始めている。我が家では加工食品離れが進行中である。

 三点目は、人間は命あるもののおかげで生きているのだという実感である。私は、料理に取り掛かる前に使用する食材をキッチンの見えるところに出して置くようにしているのだが、目の前にお肉、卵、じゃがいも、玉葱、ニンジン等々……が並んでいるのを見ていると、これら自然の食材が身体に入ることで、自分の命が維持されているのだと感じるようになった。食材はお金を払って買っており、お金は不可欠なものであるのだが、現実に私の身体の血となり肉となっているのは、自然から生まれた食材なのだと実感するのである。これは理屈ではずっと昔から分かっていたことだが、実感したというのは人生で初めてといってよい。

 以上のようなことを思うようになった私は、まだ料理にハマる域には達していないが、純粋に楽しいと感じて進んでやっている。健康に良く、かつ美味しい食事を用意して妻と一緒に食べるだけで十分といった感じであり、料理の腕を磨いて将来『男の本格料理術』を上梓しようなどとは画策していない。

 さて、勝手気ままな料理話はこれにて終了。外出中の妻には明かしていないが、今夜の献立『とんかつ定食』の準備にそろそろ取り掛かるとしよう。

(10月23日19時すぎ記)

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