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2014年6月12日 (木)

妻のトラップ

 先日一人で買い物に出かけていたところ、足元にふと目をやった時に、靴ひもが新しくなっていることに気付いた。そういえばその2、3日前、仕事で外出していた日に、普段履いている靴が靴箱にしまわれていたことがあり、「変だな」と思ったのだが、これで理由が分かった。妻が古くなった靴ひもを取り換えてくれていたのである。

 
これは妻にお礼を言わねばと思い、買い物から帰宅するとすぐに、「靴ひも換えてくれたんだね。ありがとう」と気持ちを伝えた。すると妻から、「どうだったかなー」ととぼけた返事があった後で、意外な一言が返ってきた。

「コーヒーフィルターも補充しておいたよ」

 
「しまった!」と思ったが、後の祭りである。台所のフィルター入れの残りが1~2枚に減っていたので、補充しなければと思っていたところ、ある日突然増えていたのだ。気付いてはいたものの、こちらの方は迂闊にもやりすごしてしまっていた。

 
妻は時々、こうしたトラップを仕掛けてくる。自分が気を利かせてやったことをあえて言わずに、鈍感な私がいつ気づくかを試して楽しんでいるのである。もし一週間以上、変化を発見できない場合は、「なんか最近変わったと感じることはないかなー?」と、笑みを浮かべながら追い込んでくる。私はこうした時大抵、「あの部屋を掃除したんじゃない?」などと見当はずれの答えを口にして、冷めた視線を浴びることになる。

 
家庭における観察眼は、妻の方が夫よりも精度が1ケタ高い。だから、真っ向勝負は挑まないことだと私は肝に銘じている。頑張って、家庭における妻の“善行”を発見するように努めているが、精度が劣るのだから、見つけられなくても仕方がない。後は、妻にいいようにいじられるのを受け入れるだけである。

(6月12日記)

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